【日経225先物取引が判る金融取引入門】
先物のサヤ取りには、大きく分けて２つの種類がございます。
ひとつは、同じ銘柄・市場におきまして、２つの異なる限月を仮定した場合、
一方を買うと同時にもう一方を売る手法です。
例として、仮に日経225先物2007年９月限を買うと同時に日経225先物
2007年12月限を売るかたちとなる手法になります。
これは、各限月の価格差＝サヤの動きを捉えることで、利益をだすことが
できる手法になります。
また、異なる2つの銘柄・市場におきまして、一方を買うと同時にもう一方
をカラ売りするかたちとなる手法です。
例として、日経225先物を買うと同時にTOPIX先物を売る手法です。
これは、日経225先物やTOPIX先物の将来の相場変動を予測して行うので
はなく、日経225先物とTOPIX先物の価格差＝サヤの動きをみながら、
利ザヤをとることになります。
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