【日経225先物取引が判る金融取引入門】
本日のロイター通信の記事によりますと、ヘッジファンド・インテリジェンス
の独自の調査により１月までの１年間で世界のヘッジファンドの資産残高
が前年比30％以上増加し、総額が2兆ドルを上回ったもようです。
調査対象となったのは、およそ5000以上のヘッジファンドで、資産総額は
2006年1月時点では1兆5000億ドル超だったが、今年1月時点では2兆
0790億ドルに増加したもようです。
また、主要地域におきまして最も増加ペースが速かったのは欧州で、
資産総額は40％（！！）程度増加して、およそ4600億ドルとなりました。
一方、米国の資産総額は約1兆5000億ドルになりました。
ヘッジファンド・インテリジェンス調査によりますと、資産10億ドル以上の
ファンドに351で、これらの総額は1兆5640億ドルに達したもようです。
現時点におきまして、資産額ベースで世界最大のヘッジファンドは
ＪＰモルガン・アセットマネジメントであることが明らかになりました。
ＪＰモルガン・アセットマネジメントの1月の資産総額は340億ドルです。
資産が年々加速的に増えることで、今後ますます、ヘッジファンドの力が
強くなり、各国の金融市場に対して大きな影響力を持つことは避けられ
ないように思われます。
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