【日経225先物取引が判る金融取引入門】
プットへの 投資とは、株式投資でいうところのカラ売りとほぼ同じで、将来、
原資産が、下がるとこを予想しておこないます。
カラ売りは、株価が高い時に売って、株価が下がった時に買戻し、
その差額を利益として確保します。
プットへの投資はプットを買います。
カラ売りをするのではなく、プットを買う形となります。
プットは、コールと反対で 原資産価格が下がるとプレミアムが上昇します。
従って「プットへの投資」は一般的にむずかしいといわれる投資行動です。
信用取引きおいても多くの投資家はカラ売りよりも主に新規の買いを行う
とされておりまして、カラ売りが極端に敬遠される大きな理由として、普段
の消費行動によるものと考えられます。
また、多くの方々は生産者と異なり、消費者は物を売る行為とは逆の買う
行為をほとんどの方が中心に行います。
こういった面から考えて、一般消費者である多くのカラ売りを毛嫌いする
投資家の方は株式投資におけるカラ売りという行為は、ほとんどのケース
で、彼らの投資行動の中にはございません。
上述したことから、カラ売りを避ける投資家の方にとって、カラ売りよりも
プットへの投資が性格にあうのだと思います。
プットへの投資は、プットを買うことで、投資行動としては株式を買うのと同じです。
違いは、株式投資が株価が上がると利益になるのに対して、「プットへ投資」に
おいては、 日経225が下がると利益になるという点です。
なお、 レバレジッジと損失限定といったオプション取引の特徴は、プットへの投資
についてもあてはまります。
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