いきなり前日終値から200円高でスタートして300円超えた時点で、とてもじゃないが高すぎ
ると思います。しかし、相場をうごかしているのは大口の投資家ですから、その後も仕手筋
の容赦のない相場操作により、相場は荒れることとなり、乱高下を繰り返すこととなります。
また、買い方と売り方が活発化することによって普段の相場ででは到底考えられない価格が
形勢されます。これは、おかしいと思わずにはいられません。
しかし、残念ながら、そのように思ったとしても、売り方より買い方のほうが有利な状態にあれ
ば上昇します。こうした価格を形成するのは理論ではなく、需給関係にあることから、買い方、
売り方のどちらが優勢にあるか見極める必要があります。
当然のこながら必ずどちらか強い動きについていくのが得策です。事実、機関投資家のよう
に膨大な資金力があれば、どんなに優秀な個人投資家でも逆らうことはできません。
とくに日経225先物市場は、市場規模として
株式市場ほど大きくないことから、機関投資家
のように資金力があれば相場をコントロールすることができます。
繰り返しになりますが寄付きから大きく上昇している相場は確かに買いずらいですが、買い
方と売り方の力関係をしっかりと見極めることで、利益をあげることが可能となります。
大きく上昇しているからといって、安易に買いを入れたりしてしまうと、その後いきなりドボン
となる可能性もありますので注意しなければなりません。
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