日経平均株価の動きと日経平均先物は連動して動くのが特徴
とされているのですが、基本的にはどちらかが高ければ低い方
が買われ、高い方が売られることになります。
例えば、もし当日のニューヨーク株式市場が大暴落した場合に
は東京市場も大きく暴落する可能性があるわけです。
その場合、大口の例でいいますと、割と多めに現物株を購入し
ていた場合は損失をできるだけ抑えるために売ります。
しかし、同じように売り注文がスタート直後から殺到するので
なかなか約定することができません。
約定されるまでの間、時間が経てば経つほど損失が膨らむの
でこれを回避するために日経225先物で売りを仕掛けます。
そうすることによって、現物株の損失を補填することができる
のですが、日経225先物市場のほうが規模が小さいことから、
日経225先物と日経平均のギャップが拡大します。
また、大暴騰する場合は上述したことと反対のことが行われ
るので同じように大きなギャップができます。
先物が主導する動きというのは、上述したとおり大口の仕掛
けにより形成されるものなのです。
ですので、大暴落、大暴騰する場面に関わらず、前場、後場
両方で寄りつきからエントリーすることは控えてください。
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