決して
ファンダメンタルズを軽視するわけではございませんが、基本的に日経225
先物におきましてはテクニカルを重視したトレードにならざるえません。
といいますのも、
先物取引は株式のような投資色が希薄な上に投機色が強いこと
から、価格変動を利用して利益をあげるトレードです。
そして、
日経225先物は証拠金取引のため、結果として短期売買となる状況が多
いことから、あまりファンダメンタルズの分析を必要としません。
このため相場がファンダメンタルズ、つまり、主要国経済の基礎的諸条件を織り込
んで、それらの諸条件にそった形で動くのは時間がかかります。
投資というスタンスであれば、その時間は味方になりますが、
短期売買におきまし
ては、そのような経済の基礎的諸条件が必ずしも相場の将来的な価格の変動を
暗示する方向に動くとは限らないのです。
上述したことから将来的に
景気が横ばいもしくは上向きの方向にあるとしても目先
の相場もそれに伴って上昇するとは限りません。残念ながら逆に下落する可能性
の方が高いかもしれませんので注意が必要となります。
このため、日経225先物では実際にトレードをおこなうにあたり、ファンダメンタルズ
よりも
テクニカルが重視されることとなります。
テクニカル重視でトレードするメリットは相場のパターンをテクニカル指標を用いる
ことで把握することができます。そして、その得意なパターンを自分自身で探し出
すことにより、優位に
トレードすることができるようになります。
つまり、苦手とする状況下でトレードを控えることによって、損失を避けることができ
るので必然的に勝率が高まります。多くの方々がやみくもにトレードを繰り返す中
でこうした点に着目することで労力を抑える事が可能になります。
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