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証券会社の必要証拠金の仕組について - 日経225先物取引の基本が分る先物取引入門





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証券会社の必要証拠金の仕組について


日経225先物取引きを開始するにあたって、まず証券会社で専用の
取引口座を開設する必要があります。



そして、実際に売買するためには取引される証券会社が定めている
必要証拠金をおさめなければならないのです。



必要証拠金は取引所が定めている証拠金額以上で、なおかつ個々
の証券会社が基準を満たしさえすれば独自に設定してもよいと認め
られているので、証券会社によって異なります。



証券会社は投資家から受けた注文を証券取引所に流します。そして
そこから発生する手数料が収入源となるわけです。



日経225先物は株価指数先物取引であるため投資対象である日経
225の将来的な値動きによって利益もしくは損失が確定します。



ですので、もし万が一損失が発生してしまった場合には、証券会社は
証券取引所で投資家の注文を決済するために予めまとまったお金を
証拠金として確保する必要があるわけです。



例えば今現在、日経平均株価が9000円台にあると仮定し、米国市
場が大暴落したことのあおりをうけて1000円下落し、日経平均株価
が8000円となった場合は100万円の損失が発生します。



この時、証券会社が指定する必要最低証拠金として70万円おさめて
いたとすると、30万円足りません。



しかし取引所に投資家の注文を流した証券会社は投資家に代わって
受渡日にしっかりと請求された代金を支払わなければなりません。



ですので、スムーズに取引を行なえるようにするために最低必要とさ
れる資金を証拠金として設定されているわけで。
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