日経225先物取引きは証拠金取引のため、実際の取引額よりも
大幅に少なくて済むわけですが、その分リスクが高いわけです。
ですので、証拠金はた手玉のリスクによって異なります。例えば
日経225先物取引きの同一の限月取引にて1万2000円1枚売り
建て、なおかつ1万2000円1枚買いたてた場合はリスクゼロです。
というのも、仮に日経225が上昇しても下落しても、損しないから
です。もちろん反対に利益もあがりません。
しかし、1万2000円で2枚売りたてた状態でなおかつ1万2000円
で買いたてた場合は1枚分のリスクが発生します。
こうした場合は、当然のことながら日経225先物を取引されている
証券会社に1枚分の証拠金をおさめなければなりません。
日経225先物取引きの場合は、株の売買とは異なりますので、常
に上述したような形で証拠金が見直されることになります。こうした
点を、予め念頭において取引する必要があります。
特に今現在のように、金融不安から不確定要素が多数市場を覆っ
ている状態においては、素早い対応が求められます。
迷っていると、迷った分損することになりかねませんので、こうした
局面では、これまで以上に投資判断を下すことが難しくなります。
相場の動きに翻弄されないためにも、しっかりと売買ルールを設定
した上で取引することが重要です。
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