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大底を打ったことを確認するのは困難 - 日経225先物取引の基本が分る先物取引入門





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大底を打ったことを確認するのは困難


相場用語としての大底(おおぞこ)とは、長い期間で見た場合の底を
さし、実際の相場における上昇、下降のサイクルは非常に長いです。


場合によって5年~10年の長期にわたる上げ下げが存在します。


こうした、ある程度大きな流れの中での底が、ほんとうの意味での
大底であるとされているので、実際に大底を売ったことを確認する
のは容易なことではないのです。



ですので、本当の意味での大底とよぶにふさわしいのは、あくまで
も長期的に相場をみた場合のみに有効とされています。



また、短期的な目先の底を投資家を煽るのが目的であるかのよう
に大底と表現されることもしばしばあります。



こうした購買心理を煽る記事をよんで逃したら損とばかりにあわて
て飛びつき買いをすると大きな損失を被ります。



とくに、これは、こうだといった理論的な定義が重要であるわけでは
ありませんが、日経225先物にかぎらず売買手法に沿った日柄観
測を考えることが大切であるとされております。



もちろん、大底で買ったからといって損をしないわけではなく、また、
大底というのはいつでもあるわけではありません。



ですので、わざわざ大底で買わなくても、買った値段から上昇すれ
ば利益を手にできるのですから、相場が下げ基調から上昇に転換
したことを必ず確認して買いに入る必要がございます。
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