【日経225先物取引が分かる金融取引入門】
まずスプレッド取引のスプレッドとは、間を広げる、差を広げるといった意味
となっており、通常は2つの証券の金利差または価格差を利用しておこなう
取引のことをいいます。
そして、具他的には2つの証券の価格差がある一定水準以上に乖離した
場合に、割高な限月を売り建てると同時に割安な限月を買い建てるといった
取引がスプレッド取引の特徴です。
スプレッド取引の利点としては、市場の動向に関係なく利益を狙うことが可能
となっており、仮に取引している2つの証券の価格が上がっても下がっても、
価格差が縮小すればその差額が利益になる仕組みとなっています。
また、上述したことと反対にスプレッドがさらに広がると損失になるので、もし
思惑と逆方向に市場が動いた場合も、リスクを軽減することが可能です。
日経225先物取引を行う上でスプレッド取引を実践するのであれば、市場の
動きではなく、2つの証券の価格差に注意する必要がございます。
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