意外に思われるかもしれませんが、日経225先物が上場しているのは大阪証券取引所だけ
ではありません。米国ではCME225先物がシカゴ商品取引所（CME)に上場しています。
また、シンガポールではシンガポール証券取引所に上場しているSGX225先物があります。
アメリカの機関投資家がCME225先物を積極的に売買しています。
前日のCME225先物の終値が高く引けた場合、日経225先物は高値で寄付く可能性が高い
です。こういった具合にCME225先物が日経225先物を引っ張ります。
しかし、注意しなければならないのは、前日のCME225先物が高値で引けたからといって、
日経225先物も高値で引けるとは限らないのです。
一見矛盾しているように思えるかもしれませんが、CME225先物が高値で引ければ、当日の
日経225先物の相場も当然高値で引けるだろうと多くの投資家が思うわけです。
ですので前場の寄付きから買いが殺到することになるわけですが、こうした状態が続かず、
その後は弱含みの展開となり、結果的に寄り付きを超えることはなく取引を終えます。
こういった、CME225 先物が日経225先物に対する影響が強いので、パターン化されて繰り
返されますので、こうしたパターンを意識して取引することで勝率を上げることができます。
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